マンションを選ぶか一戸建てを選ぶかで迷っている人は多いですが、どちらにするか悩んでいるのであれば、まずはマンションのメリットから確認してみるとよいでしょう。一戸建てと違ってマンションには管理人などの管理を行う人がいるので、室内以外は手入れする必要がないというメリットがあります。共用部分やエントランスは管理人や清掃会社が掃除を行うので、入居者が掃除をする必要はないです。一戸建ては自分たちで庭や玄関先を手入れする必要がありますが、こういった手間を省くことができます。室内だけの掃除で済むため、日々の清掃に必要な時間や労力が一戸建てに住む場合よりも少なくて済むはずです。
多くのマンションは管理人が常駐している、もしくは防犯カメラやオートロックによって高いセキュリティ性があり、安心して生活することができるでしょう。一戸建ての場合は自分たちで監視カメラなどを設置する必要がありますが、立地によっては周囲からの目に入りづらく、防犯対策をしているつもりでも空き巣などの被害に遭ってしまう可能性もあります。マンションは入居者以外が入れないように工夫されている建物が多く、空き巣や不法侵入の被害に遭うリスクはかなり低いです。自分たちでわざわざ防犯グッズを設置しなくてもよいセキュリティ性があるので、鍵や窓ガラスの強化などを行う必要もないと言えます。
近所からの視線が気にならない点も、マンションに住むことの大きなメリットであり、一戸建てのように塀やフェンスを作って対策する必要がありません。一戸建ての場合は周囲に塀やフェンスがなければ近所の人から覗き見られてしまうという心配がありますが、近所の人の視線がないマンションであれば気にする必要がないです。また、一戸建てのような近所付き合いも必要ないので、同じマンションの入居者でもわざわざ交流を深めずに済むので楽だと感じる人が多いと言えます。近所付き合いはしたくない、最低限にしておきたいと考える場合は、一戸建てよりもこちらを選ぶべきです。
マンションに住むのであれば所有している部屋以外の管理は任せられるので手間がかかりませんし、煩わしい近所付き合いをする必要もないです。セキュリティ性が高いので小さな子供や夜遅くに帰ってくる女性がいる、留守にする時間が長い場合でも安心だと言えます。どちらを選ぶかによって様々な違いがありますが、マンションにはこういったメリットがあることを知っておくとよいでしょう。
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